
問題発生!屋根過重を受ける基礎が無い!壁量が足らない!スケルトンにしてみないとわからない部分が沢山あります。基礎の追加と筋交いの追加を計画に追加しました。
築年数が経過した住宅にお住まいの皆さん、ご自宅の「健康状態」を気にしたことはありますか?外壁や内装の劣化は目に見えても、建物の構造に関わる重要な部分に潜む問題には、なかなか気づきにくいものです。
今回は、そんな「見えない危険」の中でも特に深刻な問題となり得る、「屋根の過重」と「壁量不足」について解説します。気づかないうちに、あなたの家にも大きなリスクが潜んでいるかもしれません。
1. 「屋根の過重」と「壁量不足」とは?
まずは、この2つの問題について、分かりやすく説明します。
■ 屋根の過重
「屋根の過重」とは、文字通り屋根が重すぎることで、建物に様々な悪影響を及ぼす問題です。例えば、重い瓦屋根を長年使用していたり、後からソーラーパネルを設置したり、過去の増築によって屋根に過剰な荷重がかかっていたりすると、この問題が発生しやすくなります。想像してみてください。重い荷物を頭の上に載せ続ければ、体は歪み、やがては支えきれなくなります。それと同じことが、家にも起こり得るのです。
■ 壁量不足
一方、「壁量不足」とは、地震などの水平力に抵抗する「耐力壁」が不足している状態を指します。耐力壁とは、筋交いなどが入った、建物を支える強度の高い壁のことです。建築基準法では、建物の面積や構造に応じて必要な耐力壁の量が定められていますが、古い建物や、間取り変更を伴うリフォームを行った建物では、この基準を満たしていない場合があります。地震が来たときに、しっかりと踏ん張ってくれる力強い壁が足りない状態、とイメージすると分かりやすいでしょう。
2. 問題発生事例:放置するとこんな危険が!
「屋根の過重」や「壁量不足」を放置すると、具体的にどのような問題が起こるのでしょうか?ここでは、Reafが実際に経験した施工事例をご紹介します。
事例1: 屋根の過重による建物の歪み
あるお宅では、長年にわたって重い瓦屋根を使用していたことに加え、過去に増築を行ったことで、屋根に過剰な荷重がかかっていました。その結果、柱や梁が歪み、建具の開閉が困難になっていました。ドアがスムーズに開け閉めできず、窓が固くて動かない。日常生活に支障をきたすだけでなく、建物自体が悲鳴を上げている状態です。このまま放置すれば、最悪の場合、倒壊の危険性もありました。
事例2: 壁量不足によるひび割れ
別のお宅は、築年数が古く、耐力壁が不足していました。その結果、地震の揺れで壁に大きなひび割れが発生してしまいました。壁に亀裂が入るというのは、見た目の問題だけではありません。それは、家が地震の力に耐えきれなかったという証拠なのです。幸い倒壊には至りませんでしたが、耐震性に大きな問題を抱えており、早急な対策が必要でした。
3. 放置するリスク:あなたの家と財産を守るために
「屋根の過重」や「壁量不足」を放置することは、様々なリスクを伴います。
* 倒壊の危険性: 地震などの災害時に、建物が倒壊する危険性が高まります。これは、最も深刻なリスクであり、命に関わる問題です。
* 資産価値の低下: 建物に歪みやひび割れが生じると、資産価値が大きく低下します。大切な財産である家を守るためにも、対策が必要です。
* 補修費用の増大: 問題が深刻化するほど、補修費用も高額になります。早めに対処すれば、費用を抑えられる可能性があります。
* 健康被害: 建物の歪みは、めまいや頭痛などの健康被害を引き起こす可能性もあります。快適な生活を送るためにも、見過ごせない問題です。
これらのリスクから、あなたとご家族、そして大切な財産を守るためには、早期の対策が不可欠です。
4. Reafの診断と対策:専門家があなたの住まいを守ります
リフォーム会社Reafでは、専門家による詳細な建物診断を行い、「屋根の過重」や「壁量不足」といった問題の原因を正確に特定します。そして、最新の技術と豊富な経験に基づき、最適な対策をご提案します。
■ 基礎の設置・補強
建物の土台となる基礎は、耐震性を確保する上で最も重要な部分です。Reafでは、建物の状況に合わせて、基礎の新設や補強工事を行い、耐震性を大幅に向上させます。例えば、既存の基礎に鉄筋コンクリートを増し打ちしたり、地中に深く鋼管杭を打ち込んで補強したりするなどの方法があります。これらの工事は、言わば家の足腰を鍛え、地震に強い体を作るようなものです。
■ 屋根の軽量化
重い瓦屋根を、軽量な金属屋根やスレート屋根などに葺き替えることで、建物への負担を大幅に軽減できます。これにより、耐震性が向上するだけでなく、断熱性や遮音性の向上も期待できます。屋根を軽くすることは、家にかかる負担を減らし、長持ちさせることにつながります。
■ 耐力壁の増設
Reafでは、構造計算に基づき、必要な箇所に耐力壁を増設します。これにより、地震などの水平力に対する抵抗力を高め、建物の安全性を確保します。耐力壁には、筋交いを入れたり、構造用合板を張ったりするなどの方法があります。これは、地震の揺れから家を守る、力強い壁を増やすということです。
5. まとめ:Reafで安心・安全な住まいを実現しましょう!
「屋根の過重」や「壁量不足」は、放置すると重大な問題に発展する可能性があります。しかし、早期に適切な対策を講じれば、リスクを回避し、安心・安全な住まいを実現することができます。
リフォーム会社Reafは、豊富な経験と高い技術力で、あなたの住まいを「見えない危険」から守ります。まずは、お気軽に無料診断・ご相談をご利用ください。Reafの専門家が、あなたの住まいの「健康状態」を徹底的にチェックし、最適なリフォームプランをご提案いたします!