#10 78才母親が電子レンジかけてたら火柱

電子レンジの思わぬ危険!火柱が立ち上った体験談

皆さんは、電子レンジの使用方法、本当に大丈夫ですか?私は先日、危うく火災を起こしてしまうところでした。その時の体験談と、注意すべき点を共有します。

危機一髪!火柱発生の瞬間

母親はいつも通り、プラスチック容器に入れたご飯をビニール袋で包み、電子レンジで温めていました。しばらくすると、何やら焦げたような臭いが…。2階から急いでキッチンへ駆けつけると、なんと母親は全く気が付かず電子レンジから火柱が上がっていたのです!

慌てて電源を切り、幸いすぐに消火できたので大事には至りませんでしたが、まさに間一髪でした。もしその場にいなければ、火災になっていたかもしれません。

なぜ火柱が?原因は…

原因を調べたところ、以下の2つの行為が火柱発生に繋がった可能性が高いことがわかりました。

 * プラスチック容器をビニール袋で包んだこと:

   * 電子レンジで加熱された際、ビニール袋が溶けてプラスチック容器に付着し、燃焼した可能性があります。

   * さらに、ビニール袋で密閉することで、蒸気の逃げ場がなくなり、内部の圧力が高まり、容器が破裂する危険性もあります。

 * 食品をプラスチック容器に入れたまま加熱したこと:

   * プラスチック容器は、電子レンジ対応のものであっても、長時間加熱すると変形したり、溶けたりする可能性があります。

   * 特に、油分や糖分の多い食品は高温になりやすく、プラスチック容器を溶かす原因となります。

   * 溶けたプラスチックが食品に付着し、それを摂取してしまう健康リスクも存在します。

電化製品は正しく使おう!

今回の経験で、電化製品の取り扱いは、思いのほか危険な要素を含んでいることを痛感しました。特に、電子レンジは手軽に使える反面、使い方を誤ると大きな事故につながる可能性があります。

安全な電子レンジ使用のために、以下の点を必ず守ってください!

 * 電子レンジ対応の容器を使用する:必ず「電子レンジ対応」の表記がある容器を使用し、それ以外の容器は使用しないでください。

 * ビニール袋やラップの使用は避ける:ビニール袋やラップは、電子レンジ加熱により溶けたり、燃えたりする危険性があります。特に密閉状態での使用は、破裂のリスクを高めるため、絶対に避けましょう。

 * 長時間の加熱は避ける:食品を長時間加熱すると、容器の変形や発火の危険性があります。様子を見ながら、数回に分けて加熱するなどの工夫をしましょう。

 * 油分や糖分の多い食品は特に注意:これらの食品は高温になりやすく、容器を溶かす可能性があります。耐熱ガラス容器を使用するなど、より安全な方法で加熱しましょう。

 * 加熱中は目を離さない:万が一、発煙や発火があった場合、すぐに対処できるよう、加熱中は電子レンジから目を離さないようにしましょう。

 * 定期的に清掃する:庫内に汚れが蓄積すると、発火の原因となります。定期的に清掃し、清潔な状態を保ちましょう。

 * 取扱説明書をよく読む:使用前に必ず取扱説明書をよく読み、正しい使用方法を確認しましょう。

些細な油断が大きな事故に繋がる可能性があります。 この体験談が、皆さんの安全な電子レンジ使用の一助となれば幸いです。