【危険】
その家、支えられていないかもしれません。 ——「連続しない基礎」と「フーチングなし」が引き起こすこと——
「ウチはベタ基礎なので安心ですよ」
そう説明されて、なんとなく納得した方も多いと思います。でも少し立ち止まって考えてみてください。そのベタ基礎、中の立ち上がりの下に**フーチング(基礎梁)**はありますか?外周の基礎と内部の基礎は、ちゃんとつながっていますか?
この2点が曖昧なまま建てられた家は、「ベタ基礎」という言葉の安心感とは裏腹に、家全体の重みをきちんと支えられていない可能性があります。
フーチングとは何か
フーチングとは、基礎の足元を幅広く広げた部分のことです。地面への荷重を「点」ではなく「面」で伝えることで、不均等な沈下を防ぎます。
ヒールのある靴とスニーカーで踏んだときの違いを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。細いヒールは一点に力が集中して地面にめり込みますが、スニーカーは面で受けるので沈みにくい。フーチングは、その「スニーカーの底」のような役割を果たしています。
フーチングがないと、何が起きるか
フーチングのない立ち上がり基礎は、荷重が一点に集中します。地盤沈下や基礎の割れ、家の傾きが起きやすくなるのは、そのためです。
また、鉄筋が連続していないと構造的に不安定になります。地震で揺れたとき、つなぎ目から破断するリスクが高まります。実際に、床鳴り・壁のひび割れ・ドアが閉まらないといった症状は、基礎の不具合から来ていることが少なくありません。
なぜ、こうした施工が起きるのか
理由は主に3つです。
ひとつは、コストを削るためにフーチングを省略するケースです。「内部の基礎にはそこまで荷重がかからない」という判断でそうなることがありますが、これは誤りです。
もうひとつは、工期を優先するための簡略施工です。早く棟上げしたいという現場の都合で、手順が省かれることがあります。
そして見落とされがちなのが、図面には「フーチングあり」と書いてあっても、現場で実際には施工されていないケースです。設計と施工のあいだに生じるズレは、完成後には確認できません。
Reafが考える「正しい基礎」
基礎は、構造体として連続してつながっていることが前提です。すべての立ち上がりの下にはフーチングを施工し、鉄筋のかぶり厚も基準どおりに確保します。
さらにReafでは、基礎図面・施工中の写真・第三者検査の結果を、お施主様にきちんと共有しています。見えない部分だからこそ、見せる工務店であることを大切にしています。
「フーチングって何ですか?」と聞いたとき、どう答えるか
基礎工事が終わった後では、もう確認できません。契約前に「図面を見せてもらえるか」「施工中の現場に入れるか」「第三者検査は入れるか」——この3点を確認しておくことが、のちの後悔を防ぐ一番の方法です。
「他社で建てたけど、なんとなく気になって」というご相談も、遠慮なくどうぞ。
