慌ただしい一日を終えて、家に帰る。
玄関のドアを開けた瞬間、ホッと「深呼吸したくなる」。そんな家は理想ですよね。
ですが、現実はどうでしょうか。
「玄関にモノが溢れていて、ため息が出る」
「リビングがなんとなく暗く、くつろげない」
「キッチンから食卓までの無駄な動きが多くて疲れる」
もし、あなたが家で「小さなストレス」を感じ続けているなら。
それは、#84(収納)でお話ししたように、モノが多いからでも、「あなたのせい」でもないかもしれません。
原因は、住まいの「デザイン」が、今のあなたの『日常』に合わなくなっていることにあるのかもしれません。
私たちは、#81(自然素材)のような肌触りや空気感を大切にすると同時に、「光の入り方」「風の通り道」、そして「人の動き方(=動線)」を非常に重視しています。
例えば、朝起きてから家を出るまで、あるいは帰宅してから寝るまでの間に、あなたが家の中をどう動き、どこで何をするか。
その流れをスムーズにするだけで、日常のストレスは劇的に減ります。
それは、#77(キッチン)でお話しした「カウンターの高さ」のような、本当に些細なことかもしれません。あるいは、窓の位置を少し変えて、夕方に美しい光が差し込むようにすることかもしれません。
私たちの考える「良いデザイン」とは、ただオシャレであることではなく、そこで暮らすあなたが「無意識に心地よい」と感じられる空間を作ることです。
リフォームは、#83(耐震)や #78(外壁)のように「安全」や「耐久性」を守るためにも不可欠です。
しかし、それと同時に、あなたの『日常』をより豊かに、より心地よくするためにもあるのです。
「ウチは古いから、オシャレになんてならない」
「デザインにこだわると、すごく高くなりそう」
そう決めつけてしまう前に、まずはあなたの「理想の日常」について聞かせていただけませんか?
大掛かりな間取り変更でなくても、光と動線を見直すだけで、あなたの家の「ただいま」は、もっと心地よくなるかもしれません。
